アメリカ・シアトルに拠点を置く異なるSaaS間のユーザーエンゲージメントを統合する Usermind は、シリーズCで2,350万ドルを調達したとのこと。
本ラウンドではNorthgate Capital、Andreessen Horowitz、Menlo Venturesなどが参加。
彼らは、各部署で異なるSaaSを使っていることにより、データの共有が不完全であることに着目。
例えばセールスチームがセールスフォースを使い、マーケチームがマルケトを使うといったように異なるアプリケーションを使っていたとすると、マーケ側で偶然発生したリードをセールスに共有することが漏れてしまうといった事態が発生することがあるかもしれない。
そこで彼らのプロダクトを導入することで、マーケで発生したリードをセールスにシームレスに共有しフォローアップすることで業務改善のサポートするようです。
また、それぞれのアプリケーション内の顧客データを統合することで、これまでに見えなかったカスタマージャーニーを分析することも可能です。
彼らは現在までに、Salesforce、Slack、Zendesk、MailChimp、Google Analytics、Drupalなどの 様々なデータベースやSaaS で利用可能とのこと。
また、今回調達した資金は、ロンドンに支社を置きヨーロッパで展開するために用いられるようです。
会社情報
Usermind
参考記事
Seattle’s Usermind raises $23.5M as demand for its marketing tech grows