シンガポールに拠点を置く自動車配車アプリの Grab 、シリーズGでヒュンダイより資金調達したとのこと(調達額不明)
Grabは東南アジア8カ国配車アプリを提供しており、ライバルはUber。
これまでに7,700万以上のダウンロードと230万人以上のドライバーをかかえており、これまでに10億台以上の乗車を達成。
時価総額60億ドルという東南アジアで注目の会社のようです。
また東南アジアのマーケットにおいて、Uberが数字を出していないためどちらが優位かは不明だが、Grabがやや先行しているとの見方が強いようです。
なお、Googleの報告によると東南アジアではインターネットを利用する人口が予測よりも爆発的に増加している傾向にあり、世界全体で3番目の3億3千万人以上インターネットユーザーおり、自動車配車サービスのマーケットも2017年の51億ドルから2025年には年間201億ドルの産業に成長するとも言われており今後も期待されているとのこと。
東南アジアの爆発的な成長について以下にかなり具体的にまとめられていたので、今後時間があれば調べてみたいと思います。
Google: Southeast Asia’s internet economy is growing faster than expected
330 million internet users accelerating the growth of Southeast Asia’s internet economy
なお、彼らは今後インドネシアやベトナムといった東南アジアに自動車工場を建設することを検討しており、自動車配車サービス以外にもモバイル決済サービスをローンチするといった予定があり、着々と東南アジアでのインターネット事業を拡大しているようです。
会社情報
Grab
参考記事
Grab, Uber’s rival in Southeast Asia, pulls in strategic investment from Hyundai