Airbnbはサンフランシスコで数千人のホストを失うといった記事があったので紹介します。
サンフランシスコにいる市の許可が得られていない数千人ホストたちは、 Airbnbや HomeAwayといったホームシェアリングサイトでの登録が、2018年1月16日をもってサイト上から削除されるようです。
この背景として、民泊が加速することによりホテル事業や市街地の賃料の高騰などが影響することを懸念した市が、事前に市に登録するよう求める条例を施行したが多くのホストは登録せずにいた状況を受けて、未登録の違法物件には最大1,000ドルの罰金をプラットフォーム側へ科すといった規制を発表したことが事の発端となります。
これをきっかけにAirbnbやHomeAwayといったプラットフォームとサンフランシスコ市との裁判が始まり、最終的にオンラインの「パススルー」システムを設けることで2017年5月に 和解したようです。
その後、2017年9月に「パススルー」システムのローンチを発表し、
ここで2018年1月16日に完全導入と発表をしており、1月16日以降はサンフランシスコのすべてのホストが市内の短期賃貸借契約に準拠して登録されるようになるため、許可が下りず登録が完了していないものはサイト内から全て削除されるようです。
Airbnbは様々な都市や自治体と協力しホームシェアリングの推進に向けて歩みを進めており、日本においても同様の取り組みを開始しているとのこと。
気になる方は以下の記事をチェック。
Airbnb、違法民泊対策を強化。物件登録情報を都道府県に提供へ
参考記事
Airbnb loses thousands of hosts in SF as registration rules kick in