アメリカにある臨床研究向けAI技術を開発するOwkin、1,100万ドル調達

アメリカ・ニューヨークにある新たな疾患メカニズムや治療法発見の手助けとなる臨床研究向けAI技術を開発する OWKIN は、シリーズAで1,100万ドルを調達したとのこと。
本ラウンドではCathay Innovation、Plug and PlayのOtium Ventureが出資。

彼らは、病気を引き起こす複雑なバイオマーカーパターンを明らかにするために、研究者や臨床医がもつ膨大な患者データを分析し、リアルタイムで治療成果を予測できるアルゴリズムを構築したOWKIN Socrates(ソクラテス)を開発。

  • 標的の発見:様々なバイオマーカーのパターンを解析
  • 新薬をデザイン:親和性が高く低毒性となるよう最適な分子を設計
  • 薬物反応を予測:臨床試験で最適な結果となるよう薬物反応を予測
  • 市場の分析:類似する症例を発見し医学の精度を高める
  • といったように新薬開発におけるあらゆるステージを最適化する手助けをするようです。
    そして彼らは今回の調達した資金を、「患者のデータプライバシーを尊重する」と同時に、「根底にある病気のメカニズム」と新しい治療法を発見するための開発費に充てるとのこと。

    会社情報
    OWKIN

    参考記事
    Amgen-partnered Owkin bags $11M to scale AI platform

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